カナックDH処理とは
カナックDH処理とは、カナック処理で得られる硬さや硬化層深さを高度化した処理で、主に射出成形用の金型の耐摩耗性を向上させるための処理です。処理の原理は、カナック処理とほぼ同様ですが、使用するガスの種類が異なります。
カナックDH
低Cr鋼の耐磨耗性向上へのカナックからの挑戦


■PX5 KANUC DH処理組織写真 ×1000

■NAK80 KANUC DH処理組織写真 ×1000
特徴
■表層に脆い窒素化合物層(白層)が生成しにくい
■クラックを進展させるカモメマークが生成しません
■カナック処理より高い表面硬さが得られます
■カナック処理より深い硬化層(拡散層)になります
■面荒れをおこしにくい
■寸法変化量が小さい
■溶接時にボイド等の欠陥をおこしません
■付き回り性が良好で、細穴や異形状にも均一に処理が可能です
■繰返し処理が可能です
■各種処理と組合せた複合処理が可能です
使用目的
■耐摩耗性向上
適応分野
■射出成形
■各種ダイカスト
■機械構造用部品
主用途例
■射出成形用の構成部品
■各種ダイカスト用の構成部品
■耐摩耗部品




